« 新春遊説 | メイン | 湘南新宿ライン川口駅停車を求める署名 »

2010年1月 9日 (土)

県議会議長としての思い!

Photo 自民党川口支部長「奥ノ木信夫」県議会議員が、二元代表制の一翼を担う埼玉県議会の111代埼玉県議会議長として昨年の327日から、県民の皆様の声に耳を傾け議論を尽くした埼玉の実現のために邁進中であります。

その奥ノ木議長の新春インタビューを掲載させていただきます!

(※埼玉県議会ホームページより抜粋

県議会議長新春インタビュー

【昨年を振り返って】
  一昨年からの経済不況が引き続いて、1年を通して、依然として厳しい状況だったと思います。埼玉県内では、一部に持ち直しの動きが見られたところもありますが、全体としては、厳しさがまた増してきたという状況があったのではないかと考えております。
  そのため、埼玉県も緊急経済対策として、二つの大きな面から捉えてまいりました。一つは、県民生活を守るセーフティネットの充実・整備、もう一つは、県内経済の活性化と、この二面から捉えて、経済対策を打っているところです。
【セーフティネットの充実】
  セーフティネットの充実というのは、例えば、勤労者向けの制度融資、それから高校生向けの奨学資金。さらにはインフルエンザの追加備蓄、県内中小企業の受注や雇用拡大に関する手当など、そういったきめ細かな弱い部分に光を当てる政策をやらせていただいています。
【県内経済の活性化】
  積極的な経済政策として、例えば、住宅用太陽発電への助成、それからハイブリット自動車の購入や融資枠の拡大。特に埼玉県は、去年の緊急融資に引き続いての「借り換え」ということを考えさせていただきました。借り換えを望む人には、借り換えしやすくさせていただいたというような利点を持たせた制度を作らせていただきました。
【県議会の役割】
  地方は地方で責任を取るという時代になってきているのが、まさに今なんです。
  地方は国と違って、二元代表制の制度です。国は、議院内閣制で、国会議員の中から内閣総理大臣を選ぶわけですが、地方は、知事、それから市長も、皆さんの直接選挙。それから議会を構成する議員も皆さんの直接選挙。直接選挙で選ばれる点では、議会もそれから執行部も対等であるという、この関係を地方議会がそれぞれ自覚して、その議会の権能を発揮しつつあるのが、まさに今じゃないかと思っております。
  特に埼玉県は、去年の6月に「政策分野条例」を作らせていただきました。知事側が提案した長期計画や重要な計画に対して、議会の議決を経なければ、それが制定できないため、ますます議会の責任が重くなります。また、県民の負託に応えるために、その権能も大きくしていかなければいけないと認識しています。
【就任後を振り返って】
  717万県民の人口を擁する大県であり、歴史と伝統を誇る埼玉県議会を代表する立場ですので、常に重責を自分で行動していくときに感じて、毎日毎日を過ごさせていただくようになりました。何よりも、議員提案の条例が、私が議長になってから、数でいくと3つ制定させていただきました。
  議会の本分というのは、きちっと議員提案の条例が制定できて、県民の負託に応えられる、県政の進展には、やはりそういうふうに議会が、積極的にやっていかなければいけないのではないのかと、私は思っておりますので、そういった意味では、良かったと思っております。
【今年の抱負】
  来年度の予算編成が、もう間近に迫っているわけでございますから、特に弱い部分に光を当てる政策を、議会で大いに議員の皆さんに議論していただいて、それを反映させていただきたいと思っております。
  特に昔は、「15の春を泣かせるな」ということで、高校の入学試験の時に、一時、埼玉県は、県立高校を多く造ったことがありますけども、今は、その卒業する「18の春を泣かせるな」ということで、就職で非常に困っているわけでございます。
  なかなか就職できない子が、例年よりも多いのが現状なので、ぜひ埼玉県の経営者の皆さん、企業者の皆さんには、地元の卒業の子の就職にご協力いただければありがたいと思っております。